腸を元気にする「消化」

人の体は「食べた物」でできていると言われて~います。
口から肛門までつながる消化器官の長さは全長8~9mあります。(ベージュ部分)

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口から入った食べ物はデンプンを分解する消化液(唾液)で分解され食道を通って、胃に送り込まれ
では胃液に含まれる酵素によってタンパク質などが分解されます。それと同時に細菌、ウイルスなどは此処で殺菌されます。

小腸の長さは6,7mと言われ一番長い臓器です。
表面の絨毛突起は見た目から腸内フローラとも呼ばれ、広げるとテニスコート一面と言われ、ここでは消化酵素で各栄養素が分解され吸収されます。
酵素には2種類あると言われ体の機能を司る代謝酵素、消化に使われる消化酵素があり、「過度な食べ過ぎ」を繰り返すと代謝が落ち免疫機能が損なわれます。
体内に入った異物は小腸が真っ先にガード・反応し排除されますが、酵素が不足すると余分なものが通過し体を弱めてしまいます。
「免疫力」は此処で生成されますので、体内に十分な酵素が育成されることが免疫力のアップに繋がります。

大腸は1.5㎡ほどあると言われ(横行結腸から直腸までの総称です)こちらで水分が吸収され排便の準備が整います。
大便になるのには12~48時間かかると言われていますが、食物繊維などを含まない食事をしていますと、解毒分解しきれなかった成分が余分な時間蓄積することになり、メタンガスなどの毒素・悪臭を発生させニキビや肌荒れの原因に💦
善玉菌を増やし便秘をしないような生活を心がけ、綺麗で元気な毎日を目指しましょう♪

腸は第2の脳と言われ、口から入った栄養は消化吸収した栄養は体の成分、バランス、維持に即活用されます。
健康でしたら十分に吸収されるものが阻害されたり、無駄に排泄されたり、心の持ちようまで「腸の機能」が作用されるといわれます。

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健康な体力維持にため、アレルギーを始め免疫機能の平衡、回復至ってはがんをはじめとする病気治癒目的にも「腸を元気に」保ちましょう。

取り入れられた食べ物を快適に消化するためにも「バランスの良い」食事が大切です。
そうすれば腸の中に生息する菌が、効率よく栄養を分散配置して健康な体を維持していきます。

ここでは腸内細菌の善玉菌、悪玉菌、日和見菌などをはじめとしたもともと体内に生息する菌や新たに取り入れるべく必要な食物や酵素乳酸菌などの菌の話をまとめてみたく思います。

常在菌とは?

腸の中には約100種類、100兆個以上もの腸内細菌が棲みついています。その総重量はなんと1kgに!
腸内細菌は「善玉菌」、「悪玉菌」、「日和見菌」に大きく分けられ、善玉菌は腸内で発酵を進め、悪玉菌は腐敗を進めます。

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日和見菌は腸内の環境によって善玉菌にも悪玉菌にも変化するものです。

善玉菌はビフィズス菌をはじめとした乳酸菌などで、発酵を進めることによって腸内を酸性傾向にしていきます。
善玉菌は酸性傾向で増えやすくなっていますが、腸内細菌の総量はほぼ決まっているので、善玉菌が増えるほど悪玉菌は減っていくことになります。

これらの菌を総称して「常在菌」(生まれ持った菌で体内に常在する菌) と言います。

腸内にいる常在菌はビフィズス菌、乳酸菌群をはじめ、大腸菌、ウェルシュ菌など80種類以上、計100兆個以上も存在しており、その重量は1kg以上にだそうです。

各菌の種類ごとに集まっていて、その集まりを腸内フローラといいます。

これらの常在菌は、生活習慣や食生活の偏りによって変動しやすく、常に勢力が変わり、例えば肉食中心だと、ウェルシュ菌(悪玉菌)が
増殖し善玉菌が戦いに敗れて死んでいったりしますで食事バランスの大切がわかります。

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腸内の常在菌を増やすことが健康の一番のかなめだと思います。

常在菌というのは、主に健康な人の身体に日常的に存在する微生物(細菌)のことです。普段は「共生」として、腸内、皮膚、口内などに多く存在しますが、体の状態によっては「日和見菌」として逆に人体を攻撃してくることもある物質です。

ですが、体調を整えて良い状態で多く存在させると、侵入した病原性微生物の繁殖を抑制し、発病を防ぐ免疫力の強い味方に変わります。

乳酸菌などが健康に役立つといわれる所以は、これらの常在菌が乳酸菌などにより安定しやすくなるため💛。
※ 疾病等により、抗生物質を多用しますと、常在菌を極端に減少させ、病原菌やカビなどからの防御が減少させますので、
注意が必要です



オリゴ糖の種類・成分

オリゴ糖使っていますか?バナナなどに含まれていて「便秘の強い~味方💛」
朝バナナダイエットもここから来ていますね! 調べてみるととても多くの種類が・・・
私は長いこと朝のコーヒーに入れて飲んでいましたが昨年「糖質制限」を始めて以来、仲間内では「反対論者」が多く控えていました💦

ここにきて「腸活」を調べ始めましたら、やはり「捨てがたい味方」と再認識!
お料理の糖分に 「復活」させて使っています。

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オリゴ糖の種類

◎ ラフィノ-ス 難消化性 ビ-ト糖蜜(砂糖ダイコン)精製物 天然抽出

◎ フラクトオリゴ糖 難消化性 玉葱、ごぼう、ニンニク、バナナ、チコリ
蔗糖に1~3個の果糖が結合した物。消化酵素で分解されにくいため 低カロリー甘味料として利用されています。

◎ ガラクトオリゴ糖 難消化性 牛乳(乳糖) 乳糖をアルカリ処理して作られたオリゴ糖。
ビフィズス菌の増殖をし 下痢や便秘の改善をし腸内環境をよくする働きをします。蛋白質の消化吸収促進作用もあります。
主使用食品・・・テーブルシュガー・清涼飲料水・キャンディー・ビスケット・プリン・ヨーグルト

◎ キシロオリゴ糖 難消化性 竹の子、トウモロコシ
虫歯予防で 最近注目を浴びている甘味料で 糖アルコールの一種です。自然食品ではトウモロコシや樺に含まれる糖分です。
商業的には 白樺や樫などの樹木から採れるキシラン・セミロースから作られます。甘さは 砂糖とほぼ同じくらいで さわやかな甘さを呈します。
ミュータンス菌が歯に残った糖を分解し強い酸をつくり虫歯を作るのですがキシリトールを使うと 酸の生成ができず虫歯になりにくいと言われています。
主使用食品・・・ガム・歯磨き粉(食品としては苺にも含まれる)

◎ イソマルトオリゴ糖 一部消化性 味噌、醤油、清酒、蜂蜜・味噌・醤油に含まれるオリゴ糖の一種。非発酵性糖とも言われます。
ビフィズス菌の増殖作用があり 甘みの外に旨味成分を持ち 防腐性によって食品の保存性を高める効果もあります。

◎ 大豆オリゴ糖 難消化性 大豆ホエ-  大豆から作られるオリゴ糖。
大豆蛋白質の副産物から作られます。エネルギーは蔗糖の1/2で少ない量でもビフィズス菌の増殖作用があります。

ニキビは便秘の広告塔💦

最近は「大人ニキビ」の方多いですよね? アポロが(古い?)間違えて月面着陸しちゃいそうな方もちらほら・・・
隠れフアンの「嵐の松潤」君もアップ きついですよね? ドーランが厚くても肌のトラブル隠れていません。

ニキビはお肌の状況をよく映し出します。昔から腸は肌の鏡と言われている様に、便秘などは肌荒れと直結です。
腸の状況が悪いと消化が仕切れず、毒素が噴出してしまうのだと思います。

便秘をしないことが大切です。

消化は短時間で済ませ、体内に長時間とどめないようにしないと「食物」ですから「腐敗」してしまいます。
腐敗をすると「ガス」や「有毒物質」が体内に排出!汚染されてしまいます。
出来れば毎日、最低朝一回のお通じを目指したいものです。

母が昔下剤を飲んでいた時に、テレビで「腸が真っ黒」になる報道をしていました。
その画像を見て慌てて下剤を飲むのをやめて、今度は便秘に苦しんでいたのを思い出します。

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通常は大腸の内側はなめらかなピンクの粘膜におおわれ、粘液を出して便を容易に排出させやすくしています。

大切なのが腸内細菌。腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)または表面がお花畑のように見えるので腸内フローラとも言われますね。
私たちの腸内には100種100兆個にものぼる腸内細菌がいて、TOpページでも書きましたが、善玉菌、悪玉菌、日和見(ひよりみ)菌の3種類があります。
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善玉菌で有名なのが、ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌などの乳酸菌、悪玉菌で有名なのは食中毒を引き起こすことで知られる大腸菌、ウェルシュ菌などです。ただ菌の中でも大腸菌などは悪玉菌に分類されていて有害な菌ではありますが、ビタミン合成に関係したりもし、細菌の組み分けは複雑です。

日和見菌は、数の上では一番多く、普段は人体にほとんど影響を与えませんが、いつも善玉菌群、悪玉菌群どちらが優勢かに注目していて、そして、その時その時で優勢なほうに加担する性質をもっています。日和見主義という言葉がありますが、政治的にどちらもつかず・・・結構現代人に多い分類のような(笑)

赤ちゃんの時の腸内は、善玉菌が優勢の構成になっています。産まれたての赤ちゃんのおむつは匂いません。産まれた時は真っ白(真っ赤?)
きれいな状態で生まれてきます。しかし、成長する段階に従って、どんどん生活環境、食事など加えて、ストレスなどで悪玉菌の占める割合が増えてゆくと言われています。

有害菌が増殖してくると、悪玉菌群が日和見菌群の支援を受けて、下痢や便秘、腸炎を引き起したり、長期的には老化が進行し、ガンや生活習慣病など、様々な疾病の原因となります。

善玉菌としてよく乳酸菌が言われますが、乳酸菌はヨーグルト等に含まれ腸粘膜をほどよく刺激して、免疫細胞を活性化させるはたらきがあります。
あれ?乳酸菌が食物を分解するんじゃないの?と思われた方いませんか?私もそうでした。直接作用するのではなく、じつは乳酸菌は「酵素」の大好物♪ 美味しいものを与えて「腸を活性化」菌を元気にするのです。やる気を起こさせるために過不足なく供給が大切です。
乳酸菌は「キムチ」などにも多く含まれていますが、毎日キムチ・・・アニュハセヨ~は大変ですね。



加えて乳酸菌は一定期間しか腸にとどまることはできません。
最近は腸まで届く乳酸菌等もあるので、サプリなどで定期的に摂取することをお薦めします。

そのほか元気な腸を育てるためには、発酵食品・食物繊維・オリゴ糖・ビフィズス菌なども、積極的に取りましょう!

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ノムダスは無理に出さないお通じ薬💛 あなたのお腹に負担をかけません。

腸は身体の司令塔♪

人の脳がコンピュターで言うHARDだとしたら「腸は」ソフト。

貴方の身体を ”円滑に” 機能させる司令塔です。

貴方の呼気の性状や食事の質、水分の摂取方で大きく、状態が違ってきます。

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私は小さなころから病弱で「体が痛くない日はなかった位」あちこちガタついていましたが(笑)

身体の維持に気を使い始めたら本当に「元気に」💛 なりました。

まるで生まれつき健全な体を持っていたかのように人様にお話しすると不思議がられます。

今はFacebokなどの健康コミで勉強させていただきながら、「元気のつくり方」実践中です!

そんな情報を集めてお届けしたく思います。

腸の役割の一番の働きは「消化」
小さなころは「お腹の筋肉が蠕動して消化している」・・・と思っていました。
下痢したときお腹が「ぐにょぐよ」言いましたから(笑)

最近(すごく時間がかかりましたが) 
実は、食べたものを消化してくれているのが、お腹の常在菌だと知りました。
彼らは私たちが生まれた時にもうすでに体内に存在して日々働いてくれています。
名称を善玉菌、日和見菌 悪玉菌(すべてが善悪だけでは決定していないこと
後ほど触れていきます)  そしてその比率が人の体調によって大きく違います。

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「理想のバランス」は7:3 善玉菌が7割ですが そうはいかず 一般的には
善玉菌が :2 日和見菌が :7 悪玉菌 :1 だそうです。
健康状態に応じ 日和見菌が善玉菌に加担したり悪玉菌に加担したりするそうです。

此処にお越しいただいた方のお役に立てることがあれば、幸せです💛