腸を元気にする「出し方」

美味しいものをいっぱい!食べるのは幸せですよね💛 

でもそれが「残ってしまうのって💦」 困ります。
栄養は取り入れた分 きれいに分解・吸収して 「廃棄」したいですね♪

スムーズに「お別れ」するためのお話をまとめてみたく思います。

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必要な栄養はしっかりキープ! しかし余分に取り入れたものや途中で発生してしまったものは勿論吸収したくはありません。
残念ながら食事するあたり、お肉に含まれる「エサの中」魚の中に含まれる「養殖場に投棄された」抗生物質」は知らずに摂取されています。
それらを排出するにはかなりコンディションを整えた腸が必要です。

「解毒」や「デトックス」は食べ過ぎた腸ではできません。
なぜならそれらを消化するには「健全な酵素」が必要だからです。

人の体にはもともと「酵素」が存在します。
「消化酵素」です。でも多くを食べ過ぎていると分解だけで手いっぱいになってしまいます。
健康な体を維持するためにはまず「食べ過ぎに注意」しましょう!

腹8分目というよりは 「腹7分目」が理想です。
食べすぎに注意して、体の働きに「余裕」を持たせて しっかり「排出」習慣を作りましょう♪

ここでは「便秘解消」「デトックス」「断食」(ファスティング)「クレンズ」(クレンジング)のお話をしていきます。

弛緩性便秘と痙攣性便秘

便秘は、便通は2~3日おきにしかない状態のことと思われていますが、排便回数が少ないだけでなく、便がとても固くなり、腹痛があったり排便のときに苦痛を感じる状態を指しています。
便秘には十二指腸潰瘍や腸閉塞といった病気によって起こる急性便秘と、特に病気がなくても起こる慢性便秘があります。

一般に多くみられる便秘には、弛緩性便秘と痙攣性便秘があります。弛緩性便秘は大腸の緊張が低下したり、大腸を動かす腹筋の筋力が落ちているために排便機能が低間するものです。日本人の慢性便秘の70%ほどは弛緩性便秘となっています。

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弛緩性便秘は便の量を増やして、腸壁への刺激を高めることで改善していくことができます。そのために役立つのは食物繊維です。

 

痙攣性便秘はストレスや過労などで神経障害を起こし、そのために大腸が痙攣するために起こります。痙攣性便秘の場合には、腸壁への刺激が強くなると、かえって症状が悪くなるので、食物繊維の多い食品は避けなければなりません。

日本人の成人は乳糖分解酵素が少ないため、乳糖が多く含まれている牛乳を飲むと便が軟らかくなる人が多くみられます。

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こういう人で弛緩性便秘の人は牛乳を飲むことで便秘の解消につながります。
しかし、痙攣性便秘の人では、牛乳を飲むと腸壁への刺激が強くなって、かえって症状が悪くなってしまいます。

弛緩性便秘の場合には、アルコール飲料やカフェインが多い飲み物、炭酸飲料は普通に摂っても問題はありません。
それに対して痙攣性便秘の場合には、これらのものは避けるように言われます。

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過敏性大腸症候群によって自律神経の調整が乱れることで大腸と直腸の間のS状結腸が収縮して便秘を起こすこともあります。

便秘は腸管の炎症や腫瘍、甲状腺の機能の低下などの病気によっても起こります。原因に心当たりがなく、便秘が長引くようなら、専門医での早めに診察をすすめます。

⇒ 便秘チェックテスト

便秘「危険度」ストレスチェック!

便秘していませんか? 日本人は欧米に比べ腸が長いと言われています。
腸が長いと、便通は悪くなりやすいと言われています。それは通過するのに時間がかかるからです。

しかし、日本人は便通がよい国民だそうです。日本人の便通の回数は、今でも週平均で7回となっています。
便秘がちの人もいれば、1日に何回もトイレに行く人もいるものの、それでも平均すると毎日1回の便通があることになります。
それに対して、アメリカ人の便通は週平均5回となっています。腸が長い割には、「頑張っている」みたいですね?(笑)

でも日常のストレスなどで便秘している場合は注意が肝心です。
病気の因子が隠れているかもしれません。下記のチェック表で「各5個以上」チェックがあれば
食事方法など考えてみたほうがよさそうです。

中でも一番影響しているのは食物繊維の摂取量の違いです。
食物繊維は腸壁を刺激して腸の蠕動運動を高めて、便通をよくしてくれます。

日本人の1日の食物摂取量は、国民健康・栄養調査(平成19年)は14.6gですが、アメリカ人は10gほどでしかありません。
食物繊維の摂取量が多い分だけ日本人のほうが便通はよいのは確かなことですが、以前と比べれば日本人の便通は悪くなっています。
日本人の食事摂取基準(2010年)によると、食物繊維の摂取基準量は男性が19g以上、女性が17g以上となっています。
以前に厚生労働省が定めた食物繊維の目標摂取量は20~25gだったので、少なめとなっています。

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これだけの食物繊維を摂るには、野菜の摂取量の目標値の350gをクリアする必要がありますが、国民健康・栄養調査の結果では290gとなっています。本来の便秘でしたら(弛緩性便秘)温野菜などにしてもう少し「野菜の摂取量=食物繊維」
を増やしてください。 ※痙攣性便秘の場合は「逆効果」になるケースもありますのでその場合は「ストレス緩和」にご留意下さい。

<危険因子チェック>

□ストレスを強く感じる
□腹筋の力が強い
□食事を抜くことがある
□食物繊維が多い野菜を食べる量が少ない
□食事量が少ない
□ダイエットをしている
□座っている時間が長い
□水分をあまりとらない
□トイレを我慢することがある
□家族に同じような便秘の症状の人がいる

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<自覚症状チェック>

□便通が2日以上ないことがある
□便がとても固い
□排便のときに腹痛がある
□残便感がある
□ストレスがあると便秘になる
□寝不足や疲れると便秘になる
□飲酒をすると便秘になる
□食物繊維を多く摂ると便秘になる
□冷たい飲み物を摂ると便秘になる
□お酒を飲んだ翌日に便通が変化する

 ※ それぞれ5つ以上が当てはまったら要注意

「天然美通」サイトさんより引用:

菌活するなら【天然美通】